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評価 |
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題名 | タイムマシンに乗って | |||
コメント |
僕は夢を見ていた。 時間という概念的な枠組みを乗り越えて 時空の狭間をすり抜けて どうやら、とんでもない旅をしてきたようだ。 それは、 魑魅魍魎の平安京の時代であったり 栄華と没落の足利将軍の時代であったり 強者は奢る安土桃山の時代であったり 300年の歴史の江戸時代であったり 幕末の志士達の血の歴史であったり 大正あるいは昭和の浪漫の時代であったり 生き馬の目を射抜く現代の時代であったり かって少年が夢見た未来の21世紀の時代であったり そんな多岐にわたる夢の連続であった。 夢を持てっ!と、叱咤激励され 夢を見るなっ!と、戒められた そんな人生のあやふやな時間は 連続的なメタファーとしての形骸でもある。 どの時代にも、血の通った、庶民という者がいて 泥臭い、生々しい現実感あふれた生活が存在し そんな、息遣いや、汗や血の臭いを嗅ぎ いささか辟易しながらも僕は時代を旅をしてきた。 何故、すれ違ってしまったのか 何故、食い違ってしまったのか そんなことを考えても、答えは永遠にわからないし 実に、くだらない、俗物的な歌謡曲が聞こえてきそうで 僕は目を閉じるだけで、耳を塞ぐだけで、 そして、ただひたすら、口を閉ざしているだけだった。 ただ、郷愁が甘く囁く秋の陽射しは柔らかく、 身に深く深く染み込んでいく事は理解できそうな気がする。 僕はそんな夢を見ていた。 ps: プチご無沙汰でした | |||
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ヒストグラム | ||||
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